dedicate
【動詞】 【他動詞】
〔+目的語+to+(代)名詞〕〈著書・作曲などを〉〔人に〕献呈する.
今回のイベントが追悼イベントだと知ったのは2月に入ってから。
それまでは単なる対バンライブだと思ってた。
メンツが珍しいけど、フェスで共演した氣志團ちゃん繋がりでなんか話があったのかなあとか。
こないだのBT@なんばHatchのあと、ご飯食べてる時に、
「イベンターさんの追悼らしいよ」と教えてもらって、あっ…と、そこでやっとイベントタイトルの意味が繋がった。
451…ヨコイ…横井さん。
もちろん面識はありませんが、GREENSの横井さんといえば私の中ではこれ。
2010年8月28日に泉大津フェニックスで行われたGREENSの20周年イベントGREENS 20th ANNIVERSARY LIVE ~Thanks to All!!~ 『SPECIAL』のフライヤー。

グリーンズ20周年、誠におめでとうございます。鏡さん、横井さんをはじめスタッフの皆様いつも大変お世話になっております。特に横井さんにはいつも朝まで付き合ってもらって、おかげ様で大阪が大好きになりました。また浴衣パーティしましょう。これからもお互い体に気をつけて音楽して行きましょう。今日、このイベントに集まってくれた皆様へ感謝します。LOVE GRENS,LOVE OSAKA,LOVE YOU(櫻井敦司)
20th Anniversaryおめでとうございます。末長~くよろしくおねがいします。(今井寿)
グリーンズ20周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。(樋口豊)
GREENS20周年おめでとうございます。今日のイベント楽しみにしていました。おおいに盛り上がりましょう!
そして…もちろん朝までですよね?鏡さん、横井さん。(星野英彦)
創立20周年おめでとうございます。バクチクは’90年のコンテナヤードのイベントからお世話になっています。
これからもよろしくお願いいたします。(ヤガミトール)
「浴衣パーティ」が鮮烈で(笑)、記憶に残ってた。
ちなみにコンテナヤードのイベントはわたしが初めて行ったバクチクのライブです。
で、気付いてから一挙にこのライブの重みが増しました。
チケットを取った時点では、日中に別件があって開演時間には90%間に合わないハズだったのですが、急遽そっちの予定がぽしゃって頭からしっかり参加することが出来ました。
整理番号A10XX、安定の4ケタ。
ゼップなんば、初めていったけど柵が細かい!
普通の最前柵と2柵目の間に、もう1本横柵がある感じ。
入った時には前が結構埋まってて、イベントだしあんまり前に突っ込む気合も無かったので3柵目(通常の2柵目)の後ろあたりをキープ。もし、バンド毎にファンの入れ替わりがあるならその時前に行こうかな、ってぐらい。
「時間通りはじまりますかねー?」なんて話をしてたら、めちゃめちゃオンタイムに始まって動転するバクチククラスタ(笑)。
後で聞いたら定刻の10分前ぐらいに始まってたらしくて、オープニングアクトってそんなものなの????
オープニングアクトは「オレスカバンド」。
まったく知らないバンドだったんですが、呼び込みで「最近女ッぷりがあがった・・・」とか紹介されてたので「ん?」と思ったら、全員女性で構成されたバンドでした。
ショートパンツから伸びた脚が眩しい。
1曲目から「GOLDFINGER 99」(←ヒロミゴーのアチチアチ)をやってくれたりと会場を暖めてくれました。
2番手は氣志團ちゃん。
わたしの予想では、スカ→スカ→氣志團→バクチクかなと思っていたのでちょっと意外。
ステージの前に、客席側面のバルコニーを利用した寸劇からスタート。
氣志團ファンの3人が織り成すドラマで笑わせてもらいました。
ものすごくバクチク先輩を持ち上げてくれたんだけど、逆に氣志團ちゃんを落しすぎてていいのかなーって心配になりました。落ち目のバンドとか、そんなことないよ!
「ワンナイトカーニバル」と、わたしの好きな「俺たちには土曜日しかない」やってくれて嬉しかったー!!
途中で翔やんがMCで今日のイベントの趣旨みたいなのにちょっと触れてて、そこでちょっとうるっとしちゃった。
「グリーンズに横井さんってオジさんがいたんだけど、ちょうど二年前かなー、死んじゃったになっちゃって」
「あ、笑ってもいいのよ?」
「そう、亡くなっちゃってね」
「それで湿っぽくなるのもなんだから、みんなで騒ごうってなったのが、今日のこのイベントなのよー」
「横井さんにはほんといろんなことを教えてもらって」
「初めてキャバクラに行ったのも横井さんのお陰だし」
「初めてバクチクの櫻井さんと電話でしゃべったのもね、横井さんに”おい、バクチクの櫻井としゃべってみろ”って電話を渡されて」
こんな感じのことを翔やんらしい口調で語ってました。
氣志團ちゃんのあとは東京スカパラダイスオーケストラ。
わたしスカパラはほんと20年ぐらい前、友達が好きだったので連れられて梅田のクラブで1回だけみたことがある。
そのオシャレ系なイメージしか持ってなかったから、最近のスカパラはモッシュやらダイブやらがあって激しと聞いてちょっとドキドキ。
実は今回は激戦区に突っ込むのヤメた理由その一だったり。
なんだろ、例えばPTPとかAA=のモッシュなら想像が着くというかむしろ混ざりたい気がするんだけど、スカのモッシュって????と、とてもなんかその波に乗れる気がしなかったんです。
後ろから見てる分にはそんな激しいモッシュ具合でもなかったのかなって気もしますが。前の方狭かったしね。
さすがの力量で楽しませてもらいました。
「ルパン三世のテーマ」とか、やっぱり馴染みのある曲はアガる!
ちなみに、スカパラは素敵なおじ様パラダイスでもありました。
わたし的にはピアニカ吹いてた人が非常に気になります。明日からスーツ着てネクタイ締めて一般企業へお勤めできそうな感じなんですけどなんか色気があるんですよねー。
そして、トリはBUCK-TICK。
あんまり客席の入れ替わりなさげだったんで、とりあえずちょっとだけ前へ。2柵と3柵の間らへん。
でもってドセンキープ!
この日は各バンドの登場前に影ナレで呼び込みがあったんだけど、バクチクは、
「さあ、いよいよファイナルアクトはBUCK-TICK!みなぎるこの緊張感がたまらない。アニキ降臨!」
だったかな。アニキて(笑)。しかもアニキと降臨の単語の釣り合わなさ!(笑)
オープニングはThema of B-T。
いつも通り、ゆうたんから登場。最後に登場したあっちゃんは、ツアーのノースリバージョンの黒の上下。髪の毛は一筋だけ額に垂らしてあとはカッチリとオールバック。
あっちゃん、最初に登場した時とアンコールで登場した時、マイクスタンドの前についてからしばらく胸の前で合掌してた。ああ、ほんとに今日は「捧げる」ためのライブなんだなあ…って思った。
数日前のゆたぶろで「イベントはノリのいい曲ばっかり集めてます」みたいなことが書かれてたし、バクチク以外の出演者も”とにかく賑やかに騒ぎまくろうぜ!”っていう感じだったから、そういう趣旨の曲…例えば「ジャンゴ」とかほんとそれこそ「Baby, I want you」でも持ってくるんじゃないかと思ってたんだけど、蓋を開けてみたらガチで生と死を歌った歌ばっかりぶつけてきてて、それがなんか…もうほんとにあっちゃんにとってその人がすごい、体裁を取り繕えないぐらい大きな存在だったんだなあって。
Iconoclasm/エリーゼのために/独壇場Beauty/Mement Mori/INTOR RAPTOR/CLIMAX TOGETHER/夢見る宇宙/(ec)/スピード/DIABOLO
どの曲も、ツアーでもやっている曲だけど、あつしの纏ってる空気が違ってたよ。
ツアー中のはっちゃけた感じとか、一切消えてて、葛藤とか、悲しみとか、やるせなさとか行き場のない思いを全部歌にぶつけた、そんな歌い方だったと思う。
ある意味、櫻井敦司の真骨頂。
ほんとはそんな真骨頂発揮できないほうがいいんだろうけど、魂を持っていかれるようなライブでした。
あっちゃん、珍しく有線マイク。ラプターでコードもってマイクをぐるぐる振り回してた。それ以外は小道具は一切なし、生身一つの鬼気迫るアクト。
1曲目から「Iconoclasm」。フルスロットル!
途中の”5 for Japanise babies”を”5 for 横井さん”に歌い替えてた。
「今日はみんな横井さんのために集まってくれてありがとう」「パーティへようこそ」
一番最初のMC。
それから曲を挟んで、
「寂しいね」
(ここで客席が若干「( ゚Д゚)ハァ?」な雰囲気だったのが悲しい。いつものごとくまたあっちゃんが唐突なMCした的なクスクス笑いも聴こえてきたし。)
「いや…死ぬって言うのはさ」
「でも!みんなまだ生きてるんで、楽しみましょう~」
「Mement Mori」の間奏でカチャーシーを踊るあっちゃん、表情が切なげで、わたしこのあたりで涙腺決壊。
「いくぜ!」
からの「INTOR RAPTOR」がまた鬼気迫ってて、呼吸がギリギリな感じで、最後の「踊るんだ」がもうギリギリな感じ。息の切り上げ方が「…アッ!」っていう感じ、言い切ると同時に顔を仰け反らせて、すっごいすっごい良かった。
「CLIMAX TOGETHER」は逆にこのセットリストのなかだと異色な感じ。
でも、あっちゃん、横井さんにこの曲、聴かせたかったし見せたかったのかも。バクチク25周年の歴史のなかでこんな曲なかったもんね。横井さんもびっくりしたんじゃない?
今井さんのキラキラ星から始まった「夢見る宇宙」。
途中なんども目を閉じたまま歌ってたあちゃん。
メメモリで決壊してた涙腺がここへ来て崩壊。
もうね、かつてのサテライトサーキットで「さくら」を歌うあっちゃんとオーバーラップして、あっちゃんがステージで泣けない分、おれが泣いてやる!ってわけのわからないことを思ってしまいました。
曲の最後、スタンドにマイクを置いてから空中を見上げて投げキスを。
そして三言ぐらいなにかを呟いてから定位置へ。
アンコール。ちょっと落ち着いてから声を出そう、と思っている間にステージが明るくなってゆうたん登場。
5人揃って、あっちゃんのMC。
「最後まで残ってくださってありがとうございます。えーっと、最初に出た、オレスカバンド、氣志團そして…東京スカパラダイスオーケストラ。代わりにアンコールを努めさせていただきます。」
「横井さんが好きだったいうこの曲を」からの「スピード」。
ラストの「ディアボロ」前、
「あなたの夢に」
「あなたの闇に」
「横井さんと○○ちゃんに乾杯」
どうもバクチクさんには捧げたいひとがお二人いたのかな。
わたしの聞き間違いかもしれませんが、アイコノも”5 for ○○ちゃん”とも言ってた気がする。
最後には「GREENS最高!」と言ってはけていきました。
アンコールが終わって、特に終演もアナウンスもなく、二度目のアンコールがあるのかないのか…な雰囲気のなか流れ解散みたいになってました。
確かに、なんかそいういアナウンスも似合わない…か。
もうね、お願いだからみんなあっちゃんを置いて逝っちゃわないで!うん、みんな置いて逝きたくて逝ってしまったわけじゃないんだろうけど、なんか、もう、願わずにはいられなかった…!!
それにバクチクは無くなったらわたし寂しくて壊れちゃうかもしれない。だからずっと元気でずっとステージに立ってて欲しい。お願い!
ちなみにこんな真剣勝負なライブでしたが、エロスとタナトスはあっちゃんのアイデンティティ。
というわけで、M字もあったし、CLIMAXのhi baby~ではくるっと後ろを向いて自分を抱いた手を背中に這わせて、最後は左尻をもにゅっ、続いて右尻をもにゅっ、してました。
でもって、アンコールで出てきたとき、ドラム台に座ったアニイがおもむろにスティックを投げたのですが、なんとダイレクトキャッチ。手を伸ばしたらすぽっと取れちゃって、全く争奪戦にもならず、なんなら周りから「オメデトウ.☆.。.:*・°」とか言われちゃって、あまりな出来事に( ゚д゚)←こんな顔になってしまった。

PS.開演時間は16:51分。つまり451に合わせて始まったんだそうです。