2015.6.27&28LUNATIC FEST@幕張メッセ

わたし、音楽的視野が狭いので正直今回のフェスは名前も知らないバンドが半分以上、XやLUNASEAといった有名どころすら実はしっかり音を聞いたことが無かったりという体たらくでした。

そういう音楽的ひきこもりだからこそいろんなバンドの音に触れられるフェスが楽しみでもあります。

そんなわけで両日ともオープニングアクトのLUNACYからフルで参加させてもらいました。

ちなみにLUNASEAとLUNACYの違いも知らなかったのでお友達に聞いたところ、CYの方はLUNASEAがインディーズの頃のバンド名だそうで、なので当時のままガチビジュアル系なメイク&衣装ででてくるんじゃないかな。小野瀬がんばれ!ということでした。
(今、すっかりガテンな兄貴だからね。デストローーーーイ!)

実際、小野瀬がんばってたよ。

2日とも参加したんだけど、1日目のほうが参加者が多い気がしました。やはりX効果!?

lunafest02

朝イチはフードコートもガラガラ。

lunafest04

個人的にウケたのがこれ。オフィシャルドリンクは、ソフトドリンク、ビール、その他アルコールに分かれてたんだけど、その他アルコールになぜか赤ワインが特記w
実際、カウンターには氷結シリーズとデキャンタにはいった赤ワインが置いてありました。
ちなみに1日目の朝には氷結は4種類あったんだけど、二日目の朝には2種類になってました。

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フードコートの真ん中のこれ。待ち合わせに大活躍!

2ホールぶちぬきで3方向にステージがあって、基本的にはひとつのステージで演奏している間に、別のステージで次の出演バンドがセッティング。
最後、出演者(ゲスト)のトリと大トリのLUNA SEAだけは連続して一番大きなステージでのアクトでした。

だだっぴろい空間に3つのステージ、って最初平面図見たとき大丈夫なのコレ!?って思ったものですが、意外とどこにいてもステージ(モニター)が見えるし良く考えられているなと思いました。

ただ、転換時間にみんな一斉に移動するから真ん中あたりと出入り口の導線がめちゃめちゃになって苦労しました。

あと暗いから意外と自分がどこにいてどこに向かってるからが分からなくなる、方向音痴にはやや辛い仕様でした。

そしてフェス最大の難所。某イベントでいうところの最大手、女子トイレですがホールのトイレはさすがの長蛇の列でしたが、一箇所穴場の簡易トイレがあってほぼ待ち時間なしで使えました。

ちょっとだいぶ記憶も薄れてしまいましたが、フェスのメモ。

ルナフェス1日目

9mm Parabellum Bullet

9mmさんは後ろのほうからまったり見させてもらいました。
J乱入。

the telephones

9mmが終わって一度トイレにいって戻ってきたので途中から見ました。
ディスコディスコ言ってたのが印象に残ってます。ディスコー!

TOKYO YANKEES

いやー…ロックって暴力だなと思いました。優しい暴力。
問答無用で引きずりこまれる感。”嵐のように容赦ない”ですわまさに。

ホストのLUNA SEAメンバー乱入は想定内だったけど、XJAPANのPATAさんが乱入してきて、そういうのもありなんだ!と思いました。

coldrain

LADIES ROOM待機で遠目にみてました。

LADIES ROOM

TOKYO YANKEESしかりなんか…最近の若いバンドより年季の入ったオッサンたちのバンドのほうがグッとくるのはなぜなんだろう。
ちなみにTOKYO YANKEESもLADIES ROOMも初見です。エクスタシー全盛時代もまったくそっち側興味なかったんで。

そしてRYUICHI乱入。
曲は「酒と泪と男と女」。まじか!笑
なんか昔にHIDEが歌っていたのを聴いて、是非歌いたかったとのこと。

最後は「これでもくらえ!」ジョージさんのケツ出しで〆。

SIAM SHADE

Fear, and Loathing in Las Vegas

すいません。フェス飯食べてました。
今回のフェスで唯一残念だったのは、フード&休憩エリアに行くとステージの様子が全く分からなくなること。休憩エリアにもモニター入れてほしかったな。
ご飯食べないと持たない。。

DIR EN GREY

ものすごく興味はあったんだけど、やっぱり私には分からなかった…。
昔、知り合いがライブビデオ貸してくれたんだけどその時も同じこと思った。
次のDEAD END待機で別ステージ前から遠目に見ていたせいもあるんだろうか。

DEAD END

モーリーさんがカッコ良すぎました。
ジャケットの下が素肌なんですけど、あれで50歳過ぎてるとかどうしたんだこの世は。
そしてモーリーさんが関西出身だと知識では知っていたけど、実際関西イントネーションなMCを聞くとこそばくなりますね。
ワンマン行きたいなと思いました。

今回のフェス2days参加を決めた決め手となったバンドのひとつです。
ででんが2日目に出演だったら2日目だけしか行ってなかったかも。

XJAPAN

今回のフェス2days参加を決めた決め手となったバンドその二。
有名すぎるほど有名なのですが、実は音源すらまともに聞いたことがなかったのです。
というのも私、高い声のボーカルって苦手で、ずっとTOSHIのハイトーンボイス絶対無理って思ってたんですけど、実際ライブで聞いてみてTOSHIのボーカルはハイトーンだけど頭に突きささるような声じゃなくて、なんていうか天からフワッ包み込むような感じがして正直すごいと思いました。

と、いうような話をXファンのお友達にしたら、TOSHIは例の事件のあいだ地方のドサ周りで声が鍛えられたそうです。あの件で唯一良かった点だと言ってました。

ヨシキはずっと某酒飲み日記の影響で酔って暴れる怖いお兄さんのイメージしかなかったのですがXファンが親しみをこめてよっちゃんと呼んでいる意味がやっと分かりました。天使か。

ドラムを叩いている表情が本当に楽しそうで、本当にこの人は音楽やるために生まれてきたんだなあと思いました。

MCでTOSHIがヨシキに「なんかしゃべる?」と言ってマイクを渡し、そのままヨシキの隣に腰かけたのですが(多分、二人ともドラム台の横に座ってたのかな?遠目だったのよくわからず)、二人が並んでいるところをみて、TOSHIがXに、ヨシキの隣に戻ってきて本当によかったな、と思いました。私みたいな部外者が知ったようなこと言うのはどうかなと思うのですが、でもほんと素直にそう思いました。

ヨシキ「レコーディングしてたんだけど、スギゾーのせいでレコーディングがとまっちゃったんだよね(←ルナフェス出演のことをさしてると思われ)。スギゾーっていうかLUNASEAのせいか。じゃあ、ここでレコーディング再開しちゃおうか!いいよねスギゾー?(スギゾー苦笑い)」

と言うことでなんだかよくわかりませんが、次のアルバムに入る曲のコーラス?としてルナフェスに集まったオーディエンスの声が収録されるようです。
ていうかアルバムでry

観客が、え?マジ?冗談??ってなっている間に、さっさとピアノに向かうヨシキ。流れてくるバラードに観客が「ええ曲やな…」となってると突然「覚えた?これ、ウォーウォーで歌って(超笑顔)」。

「覚えられるかー!!!」「いまのバラードのどこにウォーウォーの要素が!?」と客席騒然。

「いい?」とTOSHIにアイコンタクトするヨシキ。
「おれが歌えばいいのね」とTOSHI。

ヨシキのピアノに合わせてまずTOSHIがその部分を歌詞で歌い、そのあとウォーウォーの見本をみせてくれました。
最初戸惑っていたオーディエンスもTOSHIのリードに合わせて徐々にコーラスが形になっていく。

いつの間にかヘッドホン装着していたヨシキw

ほんとにアルバムに収録されるんでしょうか。っていうかアルバムでry

ステージ後半、左右のモニターに「IN MEMORIAL TAIJI」「IN MEMORIAL HIDE」の文字。

「We’re…」「エーックス」のコールアンドレスポンス。

「HIDEが聞こえないっていってるぞ!」という体育会系のシゴキが延々と(笑)

もちろんXジャンプもしたよ。

んで、この盛り上がってるときにステージの下手になんか赤い頭の人が増えてる!?!?と思ったらジョージ兄さんでした。

番外

大トリLUNA SEA。
そしてアンコールのセッション。
乱入してきた酔っ払いジョージ兄さんのお陰で終演かなり押しました。w

ルナフェス2日目

凛として時雨

よく名前をみるので気になって後ろのほうで見てたんだけど…わたしボーカルの声が高いの基本的にダメだったわ。ということを再認識して途中で退散。
一番の大きなステージだったのにモニターを使っていなかったのはわざとなんだろうか。
午後に備えて早めにご飯食べてるお友達と合流。

ROTTENGRAFFTY

で、トイレ寄って、minus(-)待機。ロットンさんは途中から眺めてました。

minus(-)

ひとこと。去年京都でminusやった時になんで行かなかったんだ私のあほー!!!ばかー!!!

サウンドチェックから、「えっ、もうライブ始まるの!?!?」な感じで森岡さんとフジマキさんが本番さながらにプレイ。
オーディエンスも踊りまくり。このまま本ステージへなだれ込んじゃう!?と思ったけど、いったんサウンドチェックはサウンドチェックで終わりました。
いやー、爆音サウンドチェック。ていうかゲネプロ?ステージ上から袖に向かって指示をだすスタッフさんもかっこよかったっす。
爆音だから声なんて届かないので、ハンドサイン。ちゃちゃちゃちゃ、ビシッ!OK!みたいな。

家に帰って思わずminus(-)の音源ポチってしまいましたわ。
あーでもこれ、先に音源聞いててもライブ行きたいって思わなかったかも。生minus(-)やっばいです。

AION

minusのあと、そのままKA.F.KA待機をしていたので、別ステージから見てました。
すんません…あんまり好みでなかったです。

KA.F.KA

AIONステージ中、ずっと土屋さんがステージに立ってサウンドチェックをされてました。他所の音が鳴っている中のチェックだからなかなか捗らない模様。

土屋さん、ISSAYさん、森岡さんとステージ上の濃度半端ない。
初KA.F.KA、初ISSAYさんだったんですけども、これがあつしの好きなひとかー、と思いながら見てました。

タキシード姿だったんですけど、最後、上着をがばっと脱いで、タイを外して、首元のボタンをはずした一連の所作が男臭くて鼻血案件でした。
なんていうか、わたしの中のイメージが無機物に近いひとだったから余計に。

MUCC

夢烏さんの群れのなかに飛び込む勇気はなく、下手の遠くから見てました。
達郎のMCがやはり面白すぎる。
蘭鋳のジャンプは「ひ、膝が…」と言いながらもちゃんと参加しました!w

[Alexandros]

MUCC終わりで夢烏さんと入れ替わる形でGLAY、BUCK-TICK待機に向かいました。

アレクサンドロスさんはちょうど背中側のステージなるので、BTがやるステージに背を向ける形で見ていたのですが、するとオーディエンスの波の中を能面のような顔がゆっっくりと近づいてくるホラー。

ひとめであつしファンだとわかる方なんですけど、無表情で前の一点を見つめて、じりっじりっと有無を言わせず人波の中を直進してくるんです。
要はまわりの人を押しのけてるわけなんですけど。
たぶんGLAYファンだと思しき人たちがすっごい変な目でなんどもその人見てたのがほんといたたまれなかったです。

GLAY

GLAYも実はめっちゃ楽しみにしてました。
なんとあのGLAYをオペラグラスなしでメンバーの表情が見える場所で堪能することができました。凄くないです?たぶんGLAYファンでもこの近さで見たことある人って限られるんじゃないだろうか。

でもって往年のヒット曲を多めにやってくれたお蔭もあって、ほとんどの曲知ってるし歌えるし、めちゃめちゃ楽しかったです。

おTERUさんのお蔭でフェスの天気が守られた感半端ないし。

D’ERLANGER

GLAY終わりで当初の予定より前の方、しかもセンターの柵よりのところへ行けてしまったのでデラのステージ眺めている余裕があんまりなかったです。

BUCK-TICK

今年初のBUCK-TICK。
そしてこの段階では年末の予定も発表になってなかったので、私的には今年唯一のBUCK-TICKライブになるかもしれず、無事にステージの前に入れるということでまず感無量。

でもって、当初、こんなけの規模のフェスだし、前にいける気もさらさらなくて、オペラグラス持っていこうか迷ったぐらいだったんだけど、肉眼でメンバーの表情が見える場所で見れてもーめちゃめちゃ幸せでした。

幸せすぎて、あつしファンがザワ…ザワ…してたあつしの腹筋に現場で気付けなかったのが悔やまれる。
でもあんなもの肉眼で確認してたらその場で頭パーンしてたから気付けなくてよかったに違いない(負け惜しみ)。

そして一番の心配事だった櫻井さんのお衣裳ですが(BUCK-TICKフェス2007の巨神兵の衝撃を忘れちゃいない)、予想をはるかに上回るグッジョブ具合で心の中でガッツポーズですよ。

さらにはセットリスト。
1曲目の独壇場はあるかな、って思ってた。
でもって、2曲目メランコリアで超アガった。今回のフェスでやってほしかった曲ナンバーワンと言っても過言じゃない。
3曲目がONCE APON A TIMEだったのが、あれ?って感じで意外だったけど、あとから今回のセトリは今井セレクトだったと知って納得。

だってあつし、そんなにこの曲好きじゃなくない??

案の定、久しぶりに歌ったカラオケみたいになってたし。
どうしても1か所、メロディーに歌詞がうまく乗せられないとこあったし、歌詞もズタボロだし、途中でマイク口元から離して軽く首ふってたから歌うのやめちゃうんじゃないかとちょっぴりひやひやした。心の中で「あつしがんばってー」って超応援してた。

Django!!!もそうきたか!って感じで、Mement moriは確かにフェス感あるなーって感じ。Mement mori、特効で炎使うかなと思ったけど使わなかったですね。熱いからかな。GLAYとLUNA SEAは使ってたけど客席まで熱気がきたもんね。

そしてお約束のICONOCLASM with 小野瀬!!!

満面の笑みでステージに登場するJ。

Jが「ルナシーのフェスにバクチクがでてくれるなんて!ねえ星野さん!ねえユゆーたさん!」って、メンバー全員に順に振っていったんだけど、みんな照れ笑ってペコリするだけ。そういうことするとみんな素のその辺の人になっちゃうからやめてあげてw

今井さんはJに「ねえ先生!」って呼ばれて、無言でアイコノのリフ。じゃっじゃじゃじゃっじゃ!

後日聞いたラジオによると小野瀬さん、事前に打ち合わせしてあつしがセンター離れたらボーカル取る話になってたらしいけど、他メンに絡みすぎて一向にボーカル取らないからあつしが困ってうろうろしてた。

せっかくセンター空けたのにゆーたに絡んで前見てない小野瀬に(えー)って顔して取り急ぎギターズのマイクで歌うあつしとか。

微笑ましいけど!でも打ち合わせ通りにしてあげてw

そして真っ赤な夜。そういえばイナズマロックフェスでも真っ赤やったよなあと思い出した。フェスでやり易い曲なんだろうか。

そしてそして…

まさか形而上をぶっ込んでくるとは….。

でもってラストがまさかまさかの「無題」。

無題のイントロ始まったとたん、後ろのほうから(攻めてきた…)(攻めてきた…!)というざわめきが。たぶん、全バクチクファンの心がひとつになった瞬間だったと思う。

正直ね、フェスの出演順、BUCK-TICK→デランジェ→GLAY→LUNA SEAのほうがいいんじゃないかって思ってたの。
だってBUCK-TICKに会場をあっためてひとつにしてLUNA SEAに繋ぐ、っていう芸当ができると思ってなかったから。なんせ会場を沸かせるMCとか無理だし。

とか思ってたら会場ごと異空間にたたっこんで行ってくれました。すき。

LUNA SEA

バクチクみたいにずっと続けてるっていうのはそれはもうホントに素晴らしいことなんだけど、一旦バラバラになって、それでもまたひとつになった、っていうのもそれを経験した人にしかわからない見えないものがあってそれもまたかけがえのないものだなと思いました。Xしかり。

1日目のLUNA SEAは後ろのほうで見てたのですが、2日目は最終前から4-5列目ぐらいにはいました。なんか途中から後ろに退がるより、前に進むほうが楽になってました。前からバンバン救助されてるしね。押しはさすがにきつくて途中、なんどか背骨折れるかと思いましたわ。

でも、後ろから人の頭を押しのけるひととか人の耳を腕でぐいぐい押してくる人とか皆無だったので気持ちよく見れました。

それにしてもLUNA SEAのメンバーはみなさん口も立つし芸達者ですよね。
というかバクチク兄さんたちのしゃべれなさが異様なのかも。業界歴長いのに。そこがまたいいんですけど!

で、近くでみるとスギゾーさんの所作の完璧さに目を奪われました。
見せ方を100%計算してるんだろうな、って感じで最初どっかでボロがでてテヘペロって瞬間が絶対あるんだろうなあ、と思ってそっちの意味でドキドキしながら見てたのですが、彼は本当に崩れない。驚愕。

最後、ステージが終わって掃ける前に下手側でステージから客席に下りたんだけど、再度ステージにあがる時もバッ!ってジャンプで上がって、で立ち上がって2、3歩歩いたところでカメラクルーとぶつかりそうになったんだけど、それを避ける所作ですら完璧だった。咄嗟の動作すら完璧ってどうよ。

番外

最後のセッション、バクチクからはゆうただけでした。期待してただけに残念。。。
りゅーいち、あつし、ISSAYさんのコラボとか見れたら死ねると思ったんだけどな。

最初ゆーた出てきたの気づきませんでした。
ちょうど目の前で誰かに前にひっぱりだされててあれゆーたじゃん、って。
なんか周り誰も気づいてないっぽい。ゆーたちっさ、っていうか周りるなしファンばっかり??ここにいるよバクチクファンが…!
で、「ゆーたー!!!」って呼んだら周りからも「ゆーた」コール。そしてらそれまですっごいひっぱり出されるのに抵抗してたのに、客席にむかって会釈してくれました。

で、そのあとステージに上がった人が一言ずつコメントを言っていく流れになったのですが、Jにひっぱりだされるゆーたは注射を嫌がる子供のよう。本気で腰が引けてた。
なんとかひとこと挨拶したあとも人の後ろに隠れるようにステージの後ろのほうにさがっちゃうし。
セッション中もずっと超所在なさげでした。
かわいそうに。完璧人身御供だよ。先輩命令には逆らえないよね。

lunafest05

フェスのおみやげ。
1日目に買って食べる暇がなった真矢せんべいと、1日目にゲットできた銀テープ。